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🎒 対象:小学1〜3年生📚 単元:とけい

時計の読み方と時間の計算 つまずきの原因と教え方

時計は小学1年生から3年生まで、3年がかりで学ぶ単元です。「針が読めない」「時刻と時間がごっちゃになる」 「時間の計算ができない」は学年も原因も別のつまずきで、対処もそれぞれ違います。学年ごとのつまずきと 教え方のコツを、このサイトでの練習のしかたとあわせて紹介します。

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時計のつまずきは学年で3つある

1つ目(1年生)は、針の読みまちがい。代表が「3時50分」を「4時50分」と読んでしまう型です。3時50分の短針は 4のすぐ近くまで進んでいるので、近いほうの数字を読んでしまう——これは 不注意ではなく、短針が2つの数字の「間」にあるときの読み方がまだ身についていないだけです。 もう1つ、長針が10の数字を指しているのを見て「10分」と読む型もあります (文字盤の数字は短針のための数字で、長針にとっての10は「50分」です)。

2つ目(2年生)は、時刻と時間の混同。「3時」は時計の上の1点、「30分間」はあいだの長さで、実は別のものです。 この区別があいまいなまま3年生に進むと、「8時40分から9時10分までの時間は?」のような 問題で何を聞かれているのか分からなくなります。

3つ目(3年生)は、60でくり上がる計算。「8時40分の30分後」を、ふだんの筆算と同じように 40+30=70 として 「8時70分」と答えてしまう型です。ふつうの数は10でくり上がるのに、 時計だけは60分で1時間にくり上がる——ここが時間の計算のいちばんの山です。

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学校での学び方

1年生はまず「なんじ・なんじはん」だけを読み、少しあいてから「なんじなんぷん」へ進む 2段階が一般的です。何分を読むときは、長針の目盛りを「5、10、15…」と 5とびで数えます。この時期はまだ九九を習っていないので、5とびは かけ算の応用ではなく、時計のための数え方として練習します。

2年生で「時刻」と「時間」の区別、1時間=60分、1日=24時間、午前・午後を学びます。

3年生で秒と、「◯分後の時刻」「あいだの時間」を求める計算に進みます。 教科書では「8時40分の30分後」のような、ちょうどの時刻(正時)をまたぐ問題が 最初の授業から出てきます。またぐ問題は応用ではなく標準——ここは 知っておくと、家庭でのフォローの目安になります。

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教えるときのコツ

① 針の動く時計を、手で回させる。短針はカチッと飛ぶのではなく、長針につられてじわじわ動きます。 「長い針が1周すると、短い針が数字1つぶん進む」——この連動は、 言葉で説明するより、針のつながった学習時計(なければ止まった壁時計でも)を 実際に回してみるのがいちばん早い方法です。

② 迷ったら、短針から読む。「短い針は8に近いけど、まだ8を過ぎていないから7時」。 短針がどの数字とどの数字の間にあるかを先に決めてから、長針で何分かを数える。 この順番を口ぐせにすると、「4時50分」型の読みまちがいが減ります。

③ 時刻と時間を、言葉で言い分ける。「いま何時?」(時刻)と「あと何分?」(時間)は別の質問です。 時間のほうは「30分」と「間」をつけて言う習慣にすると、 点と長さの区別が言葉から入ります。

④ 時間の計算は、頭の中の筆算ではなく文字盤で数える。「8時40分の30分後」なら、9時までで20分、9時からあと10分、で9時10分。 ちょうどの時刻を区切りにして2回に分けて数えるのが、学校でも使う考え方です。 まちがえたときも「針を回して数えてごらん」と文字盤に戻るのが近道です。

⑤ 生活の中でひとこと。「8時まであと10分だね」「お風呂まで30分間あるよ」。 毎日の声かけに時刻と時間をまぜておくと、教えなくても耳が慣れていきます。

🕐「8時70分」と言われたら
60のくり上がりのまちがいは、叱るところではなく教えどころです。 「70分って、60分より多いね。60分たつと何になるんだっけ?」と返すと、 「1時間=60分」の束ねに自分で気づけます。答えを直すより、 60で束ねる感覚に戻すのがポイントです。
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このサイトでの学び方

このサイト(おばけさんすう)のとけい単元は、上の流れ——連動する針を体で知る → 時刻と時間を区別する → 読む練習 → 求める練習——がそのまま並んでいます。 どれも無料・登録不要で、ブラウザだけで動きます。

「まなぶ:はりの ひみつ」… さわって回せる大きな時計です。長針を回すと短針がつられてじわじわ動くので、 「長い針が1周すると短い針が1つ進む」が目で見えます。 「7じ30ぷんに あわせよう」のような目標に合わせて遊ぶうちに、 「8に近いけどまだ7時」の短針の読みにも慣れていきます。 タイマーもスコアもなく、自分のペースでいじれます。

「まなぶ:じかんの いろ」… 時刻は点・時間はあいだ、を円い数直線で見る教材です。 2つの時刻のあいだが色でぬれるので、「時間は長さなんだ」が体感できます。

「あそぶ:なんじかな」… 針の時計を読んで3択で当てる練習です。「なんじ・はん」→「5分きざみ」→「1分きざみ」の 3段階を子供が自分で選べます。選択肢には「4時50分」型の読みまちがいがまざっているので、 短針をちゃんと見る練習になります。

「あそぶ:なんぷんご」… 「◯分後の時刻」「◯分前」「あいだの時間」を求める練習です。 正時をまたがない問題から、またぐ問題(8時40分の30分後)へと段階的に進めます。 サイトの考え方の全体は「おうちの方へ」にまとめています。

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対象学年と学習指導要領との対応

時計は、学習指導要領では小学1〜3年生にまたがる内容です。 1年生=時刻を読む、2年生=時刻と時間の区別・1時間=60分・1日=24時間・午前と午後、 3年生=秒と、時刻や時間を求める計算、と3年がかりで積み上がります。

このサイトでは「はりの ひみつ」(1年生の読みの土台)→「じかんの いろ」(2年生の 時刻と時間の区別)→「なんじかな」(読む練習)→「なんぷんご」(3年生の求める計算)へと、 学校の指導系列と同じ順でつながるように作っています。

まずは さわって ためしてみる

無料・広告なし・登録不要で、ブラウザだけで遊べます。 プロフィールを作らない「おためし」なら、そのまま「とけい」の部屋を試せます(おためし中の記録は保存されません)。

2026年8月2日 公開

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