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🎒 対象:小学2年生📚 単元:かけざん

九九の覚え方 つまずきの2つの型と家庭での練習のコツ

九九は小学2年生の算数でいちばん大きな山です。ただ「覚えられない」と「覚えたのに、テストになると時間がかかる」は、 別のつまずきです。それぞれの原因と家庭での練習のコツを、このサイトでの練習のしかたとあわせて紹介します。

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九九のつまずきは2種類ある

1つ目は、そもそも唱えられない(暗唱の壁)。81個の音を覚えるのは 単純に量が多く、特に6・7・8の段は音も似ていて混ざりやすい、時間のかかる仕事です。

2つ目は、唱えられるのに、テストになると時間がかかる。こちらは見落とされがちですが、原因ははっきりしています。歌や順番で覚えた九九は、 記憶が「列」でつながっています。だから「6×7は?」といきなり聞かれると、 頭の中で「ろくいちがろく、ろくにじゅうに…」と6の段を最初から唱え直すことになり、 1問ごとに時間がかかります。順番なら言えるのにランダムだと遅い——これは 覚えていないのではなく、「順番から切り離して思い出す」練習がまだなだけです。

なお、同じ「唱えられるのに」でも、文章題になると×か+か迷う場合は、暗唱と意味 (「同じ数のまとまりが、いくつ分」)がつながっていないサインです。 これは3年生のわり算(□×4=12 の逆引き)でも表面化します。

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学校での学び方と、段の順番

学校ではまず「1あたりの数×いくつ分」という意味から入り、5の段・2の段から 暗唱を始めるのが一般的です(数えやすく、リズムもよいため)。そのあと3・4の段、 6〜9の段と進みます。あとの段ほど、実は新しく覚える積は少なくなります (6×3は3の段でもう出てきているからです)。

「ににんがし」のようにリズムに乗せて唱える覚え方は、日本の算数教育が持つ 強力な道具です。音で覚えるのは正攻法で、避ける必要はまったくありません。 ただし「順番に唱えられる」はゴールではなく通過点で、そのあとに 「ランダムでも即答できる」への仕上げが要る——ここを知っておくだけで、 九九の練習はずいぶん進めやすくなります。

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練習のコツ

① 順番 → ランダム → 逆、の3段階で仕上げる。順番に唱えられたら、次はバラバラに聞く(「6×7は?」「3×8は?」)。 即答できたら、最後は逆から聞く(「答えが12になる九九は?」)。 ランダムで即答できて、はじめて「覚えた」です。

② 音の力を、1問ずつに使い直す。唱えること自体はやめなくてよいのですが、段の頭からではなく 「ろくしちしじゅうに」と1問ずつ唱えます。口が覚えるまでくり返すと、 単発で聞かれても音の型が答えを引き出してくれます。 目で見るだけより、声に出すほうが確実です。

③ きのうの自分との勝負にする。紙に書いたランダムな九九でも、口頭のクイズでもかまいません。時間を計って 「きのうの記録に勝てるか」に挑む形にすると、比べる相手が他人ではなく 昨日の自分なので、プレッシャーが少ないまま反復が続きます。 まちがえた九九を責めない、記録が伸びたら一緒に喜ぶ、が長続きのこつです。

④ 出てこない九九は、1つ前から作る。4×7が出てこないなら「4×6は24、それに4を足して28」。 これができるのは「まとまりが1つ増える」という意味が分かっている証拠で、 思い出せないときの安全網にもなります。

🏠我が家の場合
娘は九九を歌で覚えましたが、テストになるとどうしても時間がかかりました。 まさに「順番なら言えるのにランダムだと唱え直す」状態です。そこで「ににんがし」と 声に出して覚え直し、紙のランダム問題を時間内に解けるか、という勝負を はじめました。いまは その勝負に勝つために、このサイトで練習しています。 正解するとおばけが仲間になるので、本人にとっては練習ではなく遊びの延長です。 歓声を上げながらくり返すうちに、気がつけば速くなっていました。 「練習させられている」と感じさせないことが、結局いちばんの近道でした。
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九九を練習できる無料ゲーム

このサイト(おばけさんすう)のかけざん単元は、上の「順番 → ランダム → 逆」の 3段階がそのまま並んでいます。どれも無料・登録不要で、ブラウザだけで動きます。

「まなぶ:まとまり」… 箱に同じ数ずつ並べて、「1あたりの数×いくつ分」というかけ算の意味が目で見えます。 タイマーもスコアもなく、自分のペースでいじれます。

「あそぶ:となえ九九」… 段を選んで、×1から順に唱えて覚える暗記の入口です。まだ覚えていない段は ここから始めます。

「あそぶ:かけざんカード」… ランダムに出る九九に即答する練習。自分の力で正解するとポイントがたまり、 おばけが仲間になっていくので、反復が続きます。

「あそぶ:むしくい」… 「5×□=30」のように因数のほうを当てる逆引きの練習です。 これは3年生のわり算そのものの土台で、暗唱だけでは身につかない見方です。

3年生の筆算(2桁×1桁〜2桁×2桁)も、同じかけざん単元の「まなぶ:ひっ算」 「あそぶ:ひっ算」に用意しています。筆算のつまずきについてはかけ算の筆算の記事に分けて書きました。サイトの考え方の全体は「おうちの方へ」にまとめています。

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対象学年と学習指導要領との対応

九九は、学習指導要領では小学2年生の内容で、 2年生の秋ごろから学習することが多い単元です。かけ算の筆算は3年生の内容です。

このサイトでは「まとまり」(意味)→「となえ九九」(順番)→「かけざんカード」 (ランダム)→「むしくい」(逆引き=わり算への橋)→「ひっ算」(3年生)へと、 学校の指導系列と同じ順でつながるように作っています。九九を使う次の単元、あまりのあるわり算の記事もあわせてどうぞ。

まずは さわって ためしてみる

無料・広告なし・登録不要で、ブラウザだけで遊べます。 プロフィールを作らない「おためし」なら、そのまま「かけざん」の部屋を試せます(おためし中の記録は保存されません)。

2026年7月13日 公開

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